絶頂期を極めた石田氏でしたが、メディア露出の増加と比例するように、その活動実態に対して不穏な影が差し始めます。テレビ出演をきっかけに個人鑑定の予約が殺到すると、鑑定料やお祓い料金の価格設定が急激に跳ね上がったと指摘されました。
当時、相談に訪れた一般人や関係者の証言によると、当初は数万円程度だった相談料が、除霊やお札、結界を張るための費用として数十万〜数百万円単位に膨らむケースが相次ぎました。また、自らの流派を拡大するために集めた弟子たちとの間でも、指導料や活動経費を巡る軋轢が生じ、一部の元弟子や支援者が離反する騒動へと発展しました。
民放キー局がオカルト・霊能系コンテンツに対する演出基準やコンプライアンスを厳格化した2000年代後半以降、金銭トラブルの噂や視聴者からの批判を抱えた石田氏を起用する番組は激減しました。結果としてメディアからの退場を余儀なくされ、晩年は細々と個人鑑定を続けながらも、かつての派手な経済基盤を失っていったのです。