Q1:ミミズクとフクロウで、性格や人への懐きやすさに違いはありますか?
A1:羽角の有無による性格の違いはありません。性格を左右するのは「種ごとの気質(メンフクロウ系はおっとり、ワシミミズク系は気が強いなど)」および「繁殖環境(野生個体か、生後間もなく人間によって刷り込み飼育されたインプリント個体か)」です。一般に羽角があるから懐きにくい、丸顔だから温厚であるといった因果関係は科学的に否定されています。
Q2:フクロウは夜しか目が見えないというのは本当ですか?
A2:完全な誤解です。フクロウ類の網膜には光を感知する桿体細胞(かんたいさいぼう)が極めて多く発達しているため、わずかな月明かりでも昼間のように物を見ることができます。一方で昼間の視力も優れており、まぶたや瞬膜を細めて光量を調節しながら、日中でも人間並みかそれ以上の視覚を維持しています。スズメフクロウやコミミズクのように、昼間から活発に狩りを行う半昼行性の種も存在します。
Q3:野生のフクロウやミミズクを拾ったり、捕まえて飼うことはできますか?
A3:日本の法律(鳥獣保護管理法)により、野生の鳥類を無許可で捕獲・飼育することは固く禁じられており、違反した場合は懲役刑や罰金刑の対象となります。もし道端でヒナが落ちているのを見かけても、近くの枝に親鳥が待機している「巣立ちビナ」のケースが大半です。決して持ち帰らず、安全な高所の枝に乗せるか、各自治体の野生鳥獣担当窓口へ連絡してください。