主要ターミナル駅の新幹線乗換口では、自動改札機の赤いバーが閉まり、利用者が立ち往生する光景が頻繁に観察されます。駅務担当者や利用者の体験談を検証すると、トラブルの原因はきっぷの「投入枚数」と「組み合わせ」に集中しています。
紙のきっぷを使用する場合、最も一般的なのは乗車券と特急券の2枚が手元にある状態です。自動改札機は最大4枚までのきっぷを一括処理できる設計となっているため、改札 2枚重ね 入れ方に特別な順序はありません。2枚を揃えて同時に投入口へ差し込めば、機器内部の磁気リーダーが瞬時に双方の有効性を照合し、通過を許可します。
一方、近年増えているのが乗車券 特急券 1枚にまとまっているパターンです。同一区間を同一経路で発券した場合、券売機から「乗車券・新幹線特急券」と上部に併記されたきっぷが1枚だけ発券されます(これを鉄道用語で「一葉券」と呼びます)。この場合はその1枚を改札に通すだけで完結します。手元にきっぷが1枚しかないからといって「特急券を買い忘れたのでは」と慌てる必要はありません。券面右上に「乗車券・指定席特急券」といった記載があるかどうかを確認することが重要です。