近年、公園駐車場をめぐるトラブルで急増しているのが、利用可能時間外の出庫不能と車中泊行為を巡る摩擦です。無料・有料を問わず、都市公園法および各自治体の公園条例に基づき、防犯や近隣住民の静穏保持を目的に夜間閉門(例:17時00分〜翌朝8時30分は施錠)を実施する施設が大多数を占めます。
現場取材によると、「子どもの遊びに夢中で閉門時間を10分過ぎてしまい、ゲートが施錠されて車が出せなくなった」「警備会社を呼んで時間外開錠を依頼したところ、出動費・手数料として5,000円〜1万円の実費を請求された」という事例が頻発しています。夜間開放されていない駐車場では、緊急時を除いて翌朝の開門時刻まで出庫が一切認められない運用も珍しくありません。
さらに深刻化しているのが車中泊のマナー違反と規制強化です。かつてはグレーゾーンとされていた公園駐車場での車中泊ですが、アイドリング音、ゴミの放置、トイレの占有利用といった苦情が自治体に殺到した結果、「宿泊を目的とした駐車の全面禁止」を明記する公園が急増しました。夜間見回り警備による声掛けや退去勧告が厳格に行われており、ルール違反は近隣トラブルや警察への通報に発展するリスクを孕んでいます。