ネット上の情報では「スケッチャーズのサンダルはすべてワンサイズ上を選べば安心」という大雑把なアドバイスが散見されますが、これは危険な誤解です。サンダルにおいて過剰なサイズアップを行うと、次のような別のトラブルを招きます。
第一に、「前滑りによるつま先の飛び出し」です。ソール長が余ると足が前後に動き、歩くたびにつま先が地面を擦ったり、トング(鼻緒)部分に指の股が強く食い込んだりします。第二に、「アーチサポートの位置ズレ」です。土踏まずを支える隆起が本来の位置より後ろ(かかと寄り)に配置されてしまうため、偏った荷重がかかり足首を痛める原因になります。
幅広甲高の方が失敗を避けるための確実なアプローチは以下の3点に集約されます。
- 3点調整(つま先・足首・かかと)可能なベルクロモデルを選ぶ:ソールの縦幅に合わせてサイズを選んでも、ストラップで甲幅と足首を無段階調整できるため、どんな足型にも確実にフィットします。
- アッパーがファブリック(布地・ニット)仕様のものを優先する:合皮や硬質ラバーは足馴染みに時間がかかりますが、ストレッチメッシュは足幅の広がりに応じて追従します。
- 「リラックスドフィット(Relaxed Fit)」表記のモデルを狙う:スケッチャーズ独自規格でつま先と前足部にゆとりを持たせた設計になっており、幅広甲高の足型でも圧迫感なく着用可能です。