お礼状を包む封筒選びにおいて、第一の基本は「フォーマル度」です。ビジネスや就職活動で一般的に使われる茶封筒(クラフト封筒)や、可愛らしいイラスト・柄が入ったファンシーレターセットの封筒は、学校現場へ送る感謝状としては不適切とみなされます。
選ぶべきは、清潔感と改まった礼意を示す「白無地の和封筒(縦長)」です。中身が透けないように内側が二重構造になっている「二重封筒」を選ぶと、より丁寧で格調高い印象を与えられます。ただし、不祝儀では不幸が重なることを嫌って二重封筒を避けますが、教育実習のお礼状はお祝い事や一般的な慶事・挨拶の文脈に属するため、二重封筒の使用が最も推奨されます。
封筒の表面に赤枠の郵便番号欄が印刷されているものと、郵便番号枠なしの完全無地のものがあります。手紙のマナーとしてはどちらを用いても失礼には当たりませんが、郵便番号枠がない白封筒を使う場合は、右上にバランスよく算術数字(123-4567)で郵便番号を記入します。枠線がある場合は、枠内に丁寧に数字を収めましょう。