伸びすぎた松の剪定術!枯らさず小さく再生するプロの極意

伸びすぎた松の剪定術!枯らさず小さく再生するプロの極意

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松の手入れが他の庭木より難しいとされる最大の理由は、年に2回の全く異なる手入れが必要となる点にあります。適切な松の剪定時期を外して作業を行うと、樹液が過剰に流出して樹勢が衰えたり、冬場の寒風で切り口から枯れ込みが生じたりするため、作業暦の把握が不可欠です。

作業名最適時期作業の目的・具体的内容失敗を防ぐポイントみどり摘み(春の芽摘み)4月中旬〜6月上旬春に伸びた新芽(みどり)を指で折り、枝の徒長を抑えるハサミを使わず手で折る。強い芽は根元から、弱い芽は残して勢力を均等化もみあげ・古葉落とし10月下旬〜12月・翌2月前年以前の古い茶色い葉を手でしごき落とし、日当たりと風通しを改善新葉を1枝あたり6〜8対(12〜16本)残してバランスよく透かす芯止め・大枝の切り戻し11月〜2月(休眠期)主幹の頂部を詰め、横に広がりすぎた大枝を内側の小枝まで戻す樹液の流出が少ない厳冬期の休眠期に行い、必ず癒合剤を塗布する

雄壮な黒松の手入れ方法では芽吹きが強いため「みどり摘み」の徹底が欠かせません。一方、繊細な幹肌と柔らかい葉を持つ赤松みどり摘みでは、黒松よりも芽の伸長が早いため、5月上旬頃の柔らかい段階で早めに摘み取ることが樹形維持の秘訣です。また、秋から冬にかけての松のもみあげ時期に古葉を徹底して落とすことで、害虫(マツカレハやハダニ)の越冬を防ぐ衛生環境が整います。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。