外観の端正な美しさに目を奪われがちだが、建物の深部では極めて先進的な環境負荷低減の取り組みが稼働している。再生可能エネルギー由来の電力供給はもちろん、AIを活用した空調制御システムが建物全体のエネルギー消費をリアルタイムで最適化する。
1923年に誕生した初代「丸ノ内ビルヂング」から数えて1世紀以上。時代の要請に応えながらスクラップ&ビルドを繰り返してきたこの地だからこそ、持続可能性への配慮は付け焼き刃ではない。都市型超高層建築がいかにしてカーボンニュートラル社会と調和しうるか。その実証モデルが、日々の運用の中に息づいている。