最愛の娘を奪われた母・木村響子さんは、深い悲しみと絶望に沈むだけに留まりませんでした。彼女は現在、NPO法人「Remember Hana(リメンバー・ハナ)」を立ち上げ、代表として精力的な活動を展開しています。
全国の小中高校や大学、企業での啓発講演を精力的に行い、「言葉の暴力がいかに人の命を奪うか」「SNSとの健全な距離感」を次世代へ伝え続けています。また、命日である5月23日前後には、後楽園ホールなどで木村花追悼興行をプロデュース。国内外のトップレスラーが集結し、花さんの愛したプロレスのリングを通じて、彼女が生きた証と笑顔の記憶をファンとともに守り継いでいます。
裁判闘争を通じて巨大メディアの責任を問い続け、法制度をも動かした響子さんの歩みは、同じように理不尽なネット暴力に苦しむ多くの被害者や遺族にとっての希望の光となっています。