立命館高等学校への進学後は、将来のキャリア目標に応じたコース選択が明確に分かれます。高校からの外部入学生と中学からの内部進学生が合流し、互いに刺激し合う環境が整えられています。
立命館高校のコース別の違いとして注目すべきは、立命館大学・APU(立命館アジア太平洋大学)への進学を主眼に置く「コアコース」と、京都大学・大阪大学・国公立大学医学部などを狙う「MS(メディカルサイエンス)コース」の教育課程の差異です。コアコースでは高校在学中から大学の単位を先取り履修できる制度や本格的な卒業研究論文の執筆が課される一方、MSコースはハイレベルな演習授業と科学研究に特化したカリキュラムが組まれています。
では、立命館高校の内部進学条件はどれほど厳しいのでしょうか。学校関係資料および進路指導規定によると、立命館大学への推薦資格を得るためには以下の基準をクリアしなければなりません。
- 高校3年間の総合成績(評定平均):全教科の平常点および定期考査の平均が規定水準以上であること。
- 学力実力テストのクリア:高校3年次に実施される学園共通テスト等で一定以上の得点を収めること。
- 英語資格・外部検定基準:英検2級〜準1級相当、TOEFL iBTやGTEC等での指定スコア到達。
- 課題研究・卒業論文の合格:3年間の探究学習の集大成としてのレポート提出。
さらに、法学部や国際関係学部といった人気学部への進学には上位の学内成績が要求されるため、「入試が終われば勉強しなくてよい」という甘い認識は通用しません。一方で、立命館高校の進学実績(国公立大学)に目を向けると、MSコースを中心に毎年数十名規模が京大、阪大、神戸大、国公立大医学部医学科へ現役合格を果たしており、進学校としての顔もしっかりと維持しています。