ボディビルの真実!フィジークとの違いや過酷な減量・審査基準を徹底解剖

ボディビルの真実!フィジークとの違いや過酷な減量・審査基準を徹底解剖

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ボディビル大会の審査において、選手たちは審判員の前で寸分の狂いもなく筋肉を誇示しなければなりません。その優劣を決める核となるのが、長年の伝統によって定められた「規定ポーズ(コンパルソリーポーズ)」です。

審査員は、単に筋肉が大きいかだけでなく、左右対称性(シンメトリー)、骨格に対する筋肉の配置、皮下脂肪の薄さ(バリバリ感)、そしてポージングの静止力や美しさを極めてシビアに採点します。男子ボディビルにおける主な規定ポーズは以下の通りです。

  • フロント・ダブル・バイセップス:正面から上腕二頭筋のピーク、広背筋の広がり、大腿部のカットを強調する基本ポーズ。
  • フロント・ラット・スプレッド:正面を向いたまま広背筋を左右へ最大限に広げ、上半身の横幅と迫力を示す。
  • サイド・チェスト:横向きになり、大胸筋の厚み、肩、腕、太ももの側面の立体感をアピールする。
  • バック・ダブル・バイセップス:背面の広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋、ハムストリングス、臀部の筋密度を露わにする。
  • バック・ラット・スプレッド:背面から背中の広がりと厚みを同時に見せつける難度の高いポーズ。
  • サイド・トライセップス:横向きで上腕三頭筋のカットと腹斜筋、脚のラインを美しく見せる。
  • アブドミナル・アンド・サイ:頭の後ろで手を組み、腹直筋(シックスパック)の深さと大腿四頭筋の溝を際立たせる。

さらにフリーポーズや、筋肉を力強く収縮させて観客を沸かせる「モスト・マスキュラー」など、静と動を組み合わせた高い芸術性と身体操作が勝敗を左右します。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。