どんなに計算されたコーディネートを着ていても、立ち姿や歩き方が崩れていれば効果は半減してしまいます。日頃のデスクワークやスマートフォンの長時間使用による「姿勢の歪み」は、プロポーションを著しく損なう元凶です。
特に危険なのが、骨盤の後傾と猫背・巻き肩のコンボです。骨盤が後ろに傾くとヒップトップの位置が下がり、お尻の下側のラインが太ももと一体化してしまいます。その結果、脚の付け根が数センチ下に見えてしまい、典型的な胴長短足のシルエットを自ら作り出してしまうことになります。
そこで意識したいのが、姿勢改善によるスタイルアップです。以下のポイントを意識するだけで、その場ですぐに立ち姿の印象が変わります。
・骨盤を垂直に立てる:下腹部に軽く力を入れ、恥骨とみぞおちの距離を広げるイメージを持つ。
・肩甲骨を寄せて下げる:胸を開き、首を長く見せることで上半身の詰まり感を解消する。
・重心をくるぶしの真下に置く:足裏全体で地面を捉え、頭のてっぺんを天井から吊るされている感覚を保つ。
正しく骨盤が立った状態をキープできるようになると、ヒップラインが自然と引き上がり、服を着たときの脚の長さが物理的にも視覚的にも伸びて見えます。