クマバチのオスメス見分け方!顔の黄色い模様と刺さない理由を徹底解説

クマバチのオスメス見分け方!顔の黄色い模様と刺さない理由を徹底解説

クマバチのオスメス見分け方!顔の黄色い模様と刺さない理由を徹底解説の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

人身被害のリスクが極めて低いクマバチですが、住宅管理や木造建築の保全という観点からは明確な実害(木材食害)をもたらす存在です。害虫駆除業者への相談件数が最も跳ね上がるのが、活動が活発化する毎年4月中旬から7月にかけての繁殖期です。

クマバチのメスは、大顎(オオアゴ)を使って木材を器用に削り取り、直径約12〜15ミリメートルの極めて綺麗な真円の穴を掘り進めます。この穿孔は木を食べるためではなく、産卵して幼虫を育てるための「育児室」を作る目的で行われます。一度穴が開くと、奥へ数センチ進んだ後に木目に沿って直角に曲がり、長さ20〜40センチメートルに達するトンネル状の巣穴を構築します。

現場観察および住宅被害調査において、クマバチが好んで営巣する場所には共通の特徴が見られます。

  • 木造住宅の軒下、垂木(たるき)、破風板(はふいた)
  • 無塗装または塗膜が劣化して露出したウッドデッキ・フェンス
  • 庭のパーゴラ、フジ棚の木製支柱、竹垣の節部分
  • 放置された丸太、枯れ木、薪置き場の乾燥した木材

穴の直下に細かな木屑(フラス)が粉末状に大量に落ちている場合、現在進行形でメスが木材を穿孔している動かぬ証拠です。単独で掘るため一箇所あたりの被害で家屋が倒壊するリスクは低いものの、同じ木材に毎年複数匹が営巣したり、内部に複数の坑道が掘られたりすると、構造材の強度が著しく低下します。また、巣穴の奥に潜む幼虫や蛹を狙ってキツツキ類が木材を派手に破壊する二次被害も報告されています。

吉田 誠
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吉田 誠

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