連載当時の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)や現在のSNSにおいて、カマキリ戦は数多くのミームや熱い議論を生み出しました。読者コミュニティで見られたリアルな反応を検証すると、当初の困惑から深い感銘へと変化していったプロセスが浮き彫りになります。
「第3部が始まっていきなりカマキリと戦い出したときは、板垣先生の思考が異次元に行き過ぎてついていけないと思った」「最初は完全にギャグだと思って爆笑していたのに、刃牙が血反吐を吐いて本気で戦っている姿を見せつけられて、気づけば鳥肌が立っていた」という声が多数を占めています。
また、作中で刃牙がカマキリに対して放った言葉は、ファンの間で屈指の名言として定着しました。
「感謝いたします――蟷螂(とうろう)師匠」
格下として見下すのではなく、己を高めてくれる絶対的強者として昆虫に敬意を払い「師匠」と呼ぶ姿勢は、刃牙の武道家としての純粋さを象徴しています。ネット上でも現在に至るまで、巨大カマキリは「カマキリ師匠」「蟷螂師匠」の愛称で親しまれています。