両国の対決が世界中から熱狂的に支持される最大の理由は、数々の名勝負を通じて培われたニュージーランド イングランド 因縁の歴史にあります。
その象徴的な出来事の一つが、2019年ラグビーワールドカップ準決勝です。試合前のオールブラックスによる伝統儀式「ハカ」に対し、イングランドは「V字陣形」を組んで不敵な笑みを浮かべながら対峙。精神的優位に立ったイングランドが試合開始直後から圧倒的なプレッシャーをかけ続け、優勝候補筆頭だったニュージーランドを19-7で撃破しました。この衝撃的な敗北は、オールブラックスのプライドに深い傷を残すことになります。
さらに2026年のトゥイッケナムでの対決では、ニュージーランドが試合終盤まで19点リードしていながら、イングランドがラスト9分間で怒涛の3トライを挙げて25-25の引き分けに持ち込むという歴史的ドラマが起きました。秋のオータムネーションズ NZ イングランドの舞台でも、常に1プレーで歴史が覆る因縁の攻防が繰り広げられており、両者にとって互いは「最も負けたくない宿敵」として君臨しています。