憧れの20畳Ldkで後悔?狭く感じる落とし穴と理想の間取り実例について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
20畳LDKの快適性を決定づけるもうひとつの要素が、部屋のプロポーション(形状)です。同じ20畳という床面積であっても、縦長・横長・L字型のどれを選択するかによって、光の入り方や視覚的な広がり、家具レイアウトの自由度が劇的に変化します。
設計図面だけでは見落としがちな間取りごとの特性と、現場での実測データに基づく比較は以下の通りです。
間取りタイプ特徴・広さの実感家具配置のしやすさ編集部の見解・総合評価縦長タイプ
(奥行き重視)キッチンからリビング奥まで直線的な視線が通り、奥行き感は抜群。ただし開口部から遠いキッチン側が暗くなりやすい。壁面が多く家具を配置しやすい。一直線の動線が確保しやすい反面、横幅が狭いと通路が圧迫される。最も無駄のない配置が可能。間口が狭い敷地でも採用しやすく、万人におすすめできる安定形状。横長タイプ
(開口部重視)南面に面した窓を広く取れるため、日当たりと明るさが圧倒的。空間全体がパッと見渡せて開放感が高い。窓が多く壁面が少ないため、大型テレビや背の高いキャビネットの置き場に悩むケースが目立つ。明るさと開放感を最優先したい人に最適。ただしテレビとソファの配置計画を初期段階で詰める必要あり。L字型タイプ
(ゾーニング重視)リビングとダイニングが適度に独立し、生活感の分離やプライベート感の創出に優れる。コーナー部分の使い方が難しく、死にスペース(デッドスペース)が生じやすい傾向がある。家族間の適度な距離感を好む世帯向け。中庭(パティオ)と組み合わせることで真価を発揮する。
縦長間取りは視線の抜けを作りやすく、横長間取りは採光性に秀でています。敷地条件や家族の生活スタイルに合わせて20畳LDKの間取りで縦長・横長のどちらを選択するかが、住み心地の明暗を分ける基盤となります。