2020年代以降における赤井英和氏のブランド価値を劇的に再定義した立役者は、間違いなく妻・佳子さんです。佳子さんが何気なく開設したX(旧Twitter)アカウント「赤井の嫁」は、パンツ一丁で無防備に昼寝をする姿や、珍妙なポーズでくつろぐ様子、妻への愛情にあふれた天然な行動をユーモアたっぷりに投稿。これが「恐面なのに中身は無邪気な大型犬のよう」「見ているだけで幸福になる」と爆発的な反響を呼びました。
このSNSバズは単なるネット上の話題にとどまらず、著書の出版や夫婦揃ってのトーク番組、さらには夫婦共演の大型プロモーションCM契約へと直結しました。かつての「昭和の熱血漢」「強い男」という一方的なパブリックイメージから、令和の時代に最も求められる「愛妻家で親しみやすい等身大のシニア」へと見事にセカンドリブランディングを果たしたのです。
また、子どもたちの華々しい自立と活躍も、赤井家の経済的・精神的な安定をより強固なものにしています。
- 娘・赤井沙希:モデルやタレントとして活躍後、DDTプロレスリングで女子プロレス界屈指のスター選手として君臨。2023年秋に現役を引退した後は、美貌とトーク力を活かして舞台俳優やファッション分野、解説者として独自のキャリアを確立しています。
- 息子・赤井英五郎:父と同じボクシングの道を選び、社会人を経てプロボクサーとしてデビュー。父の七光りに甘えることなく、地道なハードトレーニングを積み重ねて後楽園ホールのリングに立つ姿は多くのオールドファンにも勇気を与えています。
親の資産に寄りかかることなく、それぞれが自らの才覚で道を切り拓いている現状は、赤井夫妻にとって余計な扶養負担を減らすだけでなく、タレントファミリーとしての文化的価値を一層高める要因となっています。