ショーケースの中で放つ存在感も、全く異なります。
バスク風の象徴といえば、何と言っても天面の「黒い焦げ」です。これは焼きミスではなく、砂糖が焦げてできたカラメル層。このほろ苦さが、チーズの濃厚なコクを引き締める重要な役割を果たしています。また、型に敷いたクッキングシートのシワがそのまま残る、無骨でラフな佇まいも魅力です。一方、ベイクド風は美しいきつね色の焼き目が理想とされ、底面にはグラハムクラッカーやクッキーを砕いたサクサクのタルト生地が敷かれているのが一般的です。整然とした、クラシカルな美しさが際立ちます。