華々しい晴れ舞台の裏で、メンバーとファンの胸中には複雑な葛藤が渦巻いていました。本来13人編成であるSEVENTEENですが、この大舞台に立ったのは11人でした。リーダーのエスクプス(S.COUPS)が左膝前十字靭帯断裂、ジョンハン(JEONGHAN)が足首の手術を受け、リハビリのため活動休止を余儀なくされていたためです。
報道各社が集まった2026年12月29日のリハーサル取材現場で、メインボーカルのスングァン(SEUNGKWAN)は神妙な面持ちでこう心情を吐露していました。
「僕たちも本当に残念に思っています。一番年上の2人ですので、とても残念です。紅白歌合戦という大きな番組に出ることができたのに、完全体で出られないことは悔しいですが、2人の分まで責任を持ってステージを満たします」
この告白に象徴されるように、本番のフォーメーションには不在の2人のスペースが確かに残されていました。11人が織りなす「舞い落ちる花びら」の幾何学的で完璧なダンスの合間、空いたポジションを温かく見つめるメンバーの視線と息遣い。これを目撃した紅白歌合戦 CARAT 反応は、悲壮感を超えた深い共鳴へと変わりました。「13人の魂がステージに宿っていた」「欠員を感じさせないどころか、むしろ絆の強さに涙が止まらない」といった熱い声がSNS上を埋め尽くしたのです。
放送後のSEVENTEEN 紅白 ネットの反応を検証すると、熱狂的なファン層だけでなく、初めて彼らを見た中高年層からも「一糸乱れぬ群舞の美しさに息を呑んだ」「品格があり、言葉を大切に歌っている姿に好感が持てた」といった高評価が相次ぎました。現場の苦境をプロフェッショナリズムでねじ伏せた実直さこそが、彼らの真価を世に知らしめたのです。