1993年1月4日生まれ、大分県大分市出身の衛藤美彩が乃木坂46の1期生オーディションに合格したのは2011年8月のことでした。しかし、そのスタートラインは決して順風満帆なものではありませんでした。初期のシングルでは選抜入りを逃し、アンダーメンバーとしての悔しい下積み期間を長く経験しています。
彼女の運命を大きく変えたのは、徹底したファン対応と地道な自己研鑽でした。握手会での卓越した対話力や、TBS系『開運音楽堂』への出演などで着実に支持層を拡大。ついに2013年11月発売の7thシングル『バレッタ』で念願の初選抜入りを果たします。ファンの間では「努力が報われる姿を体現した象徴」として語り継がれ、以後はグループの中心である「十福神」の常連へと定着しました。
2017年4月に講談社から発売されたソロ写真集『話を聞こうか。』は、発行部数が累計10万部を突破する大ヒットを記録しました。オーストラリアのシドニーで撮影された本作は、グループ屈指の美貌としなやかな大人の色気を余すところなく披露し、女性誌の読者層をも巻き込む社会的な話題を呼びました。専属モデルを務めた女性ファッション誌『美人百花』での活躍も含め、女性アイドルが憧れのファッションアイコンへと進化する先駆けとなったのです。