2026年現在、木山裕策の体にがんの再発や転移を示す兆候は報告されておらず、健康状態は極めて良好です。左甲状腺切除から20年以上の歳月が流れ、医学的にも長期生存例として安定した寛解期を維持しています。
近年では、『home』の歌手という枠組みを超え、昭和・平成の歌謡曲やJ-POPの名曲を歌い継ぐカバーアルバムのリリース、実力派アーティストとのコラボレーション公演など、ボーカリストとしての幅を意欲的に広げています。かつてサラリーマンと二足のわらじを履きながら、声が出る喜びを噛み締めていた彼は、今や表現者として円熟の域に達しています。
また、家庭においては4人の息子たちもそれぞれ成人を迎え、社会へと巣立っています。「子どもたちの記憶に父親を残したい」という一途な思いから始まった音楽活動は、家族の旅立ちを見届けたことで、今度は「同じ境遇で病や人生に悩む市井の人々を勇気づける」という公的な使命へと拡大しました。