2014年1月、日本1号店として約13年間にわたり愛されてきたロウリーズ・ザ・プライムリブ 恵比寿ガーデンプレイス店(当時B2F)の営業終了が発表された際、ネット上や常連客の間では様々な憶測が飛び交いました。連日満席で予約困難を極めていた名店だっただけに、「採算悪化による撤退ではないか」「ブランド側の経営方針転換か」といったネガティブな噂も囁かれたほどです。
しかし、運営企業である株式会社ワンダーテーブルの公式発表や商業施設の開発資料を精査すると、その真相は全く異なるものでした。閉店の決定打となったのは、恵比寿ガーデンプレイス開業時からの「13年間に及ぶ定期建物賃貸借契約の満了」および施設全体のフロアリニューアル計画です。決して経営不振による撤退ではなく、あらかじめ定められていた契約区切りによる円満な契約満了でした。
当時の現場を知る関係者の証言や当時の報道によれば、最終営業日に向けて予約電話が鳴り止まず、名残を惜しむファンで連日異例の賑わいを見せていました。日本の外食産業におけるプライムリブ文化の礎を築いた同店は、惜しまれつつも一度その輝かしい歴史にピリオドを打ったのです。