石原さとみが芸能界入りを果たしたのは2002年、第27回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞した15歳の時でした。当時のオーディション映像やデビュー作である映画『わたしのグランパ』(2003年)、NHK連続テレビ小説『てるてる家族』出演時の姿を振り返ると、現在のシャープで洗練された印象とは大きく異なる、健康的で素朴な雰囲気が際立っています。
学生時代の卒アル画像やデビュー当時の写真を確認すると、特徴的なのは豊かな毛量を持つ太めの黒眉と、ふっくらとした頬のライン、そして彼女のトレードマークでもあるぽってりとした厚い下唇です。当時はまだ10代特有の皮下脂肪(いわゆるベビーフェイス)が顔全体に残っており、輪郭も丸みを帯びていました。
転機が訪れたのは20代中盤です。ドラマ『失恋ショコラティエ』(2014年)や『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(2016年)の頃には、フェイスラインが劇的に引き締まり、眉の形もアーチ型の細眉へと一新されました。石原さとみの昔と現在を比較した際、この20代半ばから後半にかけてのビジュアル変化が、多くの人々に「整形したのではないか」という強いインパクトを与える契機となったのです。