徹底的に設定を施したつもりでも、スマートフォンのシステム構造上、思わぬ場所に使用の痕跡が残ります。デジタルリテラシーの高い相手に画面をチェックされた場合、以下の盲点から発覚に至るケースが少なくありません。
1つ目の盲点は、「設定画面のバッテリーおよび通信量ログ」です。「設定」>「バッテリー」や「モバイル通信」を開くと、過去24時間や過去数日間にどのアプリがどれだけの電力を消費し、データ通信を行ったかがランキング形式で克明に記録されます。アイコンを隠していても、ここで上位に表示されていればアプリの常用がひと目で露呈します。
2つ目は、「App StoreやGoogle Playの購入・ダウンロード履歴」です。ストアのアカウントアイコンから「購入済み(またはアプリの管理)」を開くと、過去にインストールしたアプリが時系列で一覧表示されます。iPhoneの場合、履歴上の該当アプリを左スワイプして「非表示」に設定しておかなければ、再ダウンロードの雲マークなどから過去の利用を悟られてしまいます。
3つ目は、「スマートウォッチへの通知転送」です。スマートフォン本体の通知バナーを非表示にしていても、ペアリングしているApple Watchやスマートバンド側への転送通知がオンのままになっていると、腕元にリアルタイムで通知が届き、隣にいる人に見られてしまうリスクがあります。連動デバイス側の通知設定も必ず個別に見直しておきましょう。