年金受給額の目減りや生活必需品の値上がりが続く中、シニア世代にとって毎月の理美容費は決して小さくない負担となっている。そうした中、徒歩圏内や地元のスーパーマーケットに隣接して出店するイワサキは、高齢者にとって欠かせない存在だ。
「月に一度、気軽に髪をサッパリさせられる場所があることが本当にありがたい」。店内でおしゃべりを楽しみながら順番を待つシニア客の表情は明るい。髪を整えることは単なる容姿の維持にとどまらず、外出の機会を作り、メンタルヘルスを保つ上でも重要な意味を持っている。イワサキは過疎地や住宅街において、福祉的な役割すら担い始めているのだ。