現在の整然とした歩行者天国に至る背景には、過去の深刻なトラブルと長期休止の歴史が存在します。特に記憶に新しいのが、秋葉原で発生した約2年7カ月間に及ぶ全面中止です。
当時の秋葉原歩行者天国 中止 理由は複合的な要因によるものでした。2000年代中盤、路上ライブや過激なコスプレパフォーマンス、撮影トラブル、無許可の物販や悪質な客引きなどが横行し、治安と秩序の悪化が深刻化。そうした混乱の最中、2008年6月に発生した無差別殺傷事件が決定的打撃となり、警察当局は即座に実施休止を決断しました。
その後、地元住民や商店会、警視庁 歩行者専用道路の安全確保を担う関係機関が協議を重ね、2011年1月に歩行者専用道路としての運用が試験再開されました。「路上パフォーマンスの禁止」「自転車の乗車走行禁止」「防犯カメラの増設と巡回警備」など、厳格な自主ルールと監視体制を敷くことで、現在の安全で開かれたストリートカルチャー空間を取り戻した経緯があります。