積立初心者だけでなく、投資経験の長い人でも混同しやすいのが「発注日」「約定日」「受渡日」のサイクルです。新NISAつみたて投資枠約定日反映タイミングは、国内株式のように「注文したその瞬間に取引が完了する」わけではありません。
投資信託の積立では、設定した買付日に「発注」が行われ、その後にファンドの基準価額が決定する「約定(やくじょう)」を迎え、最終的に口座間で資金と投信の移動が完了する「受渡(うけわたし)」という3段階を踏みます。特に多くの個人投資家が積み立てている全世界株式(オール・カントリー)や米国株式(S&P500)などの海外資産を組み入れたファンドは、国内資産のファンドと比べて約定日が発注日の翌営業日になるなど、1日以上のタイムラグが生じます。
さらに積立NISA買付休業日翌営業日のルールが重なると、体感的な遅れはさらに拡大します。例えば、買付予定日が土曜日・日曜日・祝日であった場合、注文処理は翌営業日に持ち越されます。連休や年末年始、さらには現地の市場休業日(米国の祝日など)を挟むと、発注日から実際に口座管理画面の保有証券一覧へ反映されるまでに4営業日から5営業日ほど要することも珍しくありません。
「毎月1日買付」に指定していても、1日が日曜日であれば発注は2日の月曜日、約定は3日の火曜日、受渡は5日や6日といったスケジュールになります。画面上に反映されないと感じたら、まずは直近のカレンダーと該当ファンドの営業日基準を確かめてみてください。