現地スタジアムの熱気を味わう上で、ファンにとって最大のハードルとなっているのがチケット一般発売日詳細まとめを巡る情報戦です。近年のプロ野球界では、需要動向に応じて席種価格がリアルタイムに乱高下する「ダイナミックプライシング(価格変動制)」がほぼ全12球団で定着しました。これにより、かつてのように「一般発売日の発売時刻にプレイガイドへ張り付く」だけでは、適正価格での座席確保が困難になっています。
SNSやネット掲示板上では、人気カードの価格高騰に対するファンの悲鳴が後を絶ちません。「開幕シリーズの指定席が販売開始から数時間で定価の2倍近くまで吊り上がった」「子ども連れで気軽に外野席へ行くハードルが高くなりすぎている」といった投稿が散見されます。報道各社の取材データでも、週末の人気球団同士の対戦では、内野上段席ですら1席8,000円を超える事例が珍しくありません。
ある球団関係者はオフシーズンの取材に対し、「収益の最大化だけでなく、不当な転売ヤーの排除を目的とした価格設定でもあるが、ライト層やファミリー層の球場離れを招かないような価格キャップ(上限設定)のバランスに毎年苦心している」と内情を漏らしています。チケット確保を有利に進めるためには、球団公式ファンクラブの有料会員ステージを維持し、一般発売前の第1次〜第2次先行抽選に参加することが実質的な必須条件となっています。