日本国内に存在するIMAXシアターはすべて同一スペックではなく、導入時期や設備によって明確な性能差が存在します。現在稼働しているシアターは大きく3つの世代に分類できます。
第1世代にあたる「従来型IMAXデジタル(キセノンランプ投写/2K)」は、黎明期を支えたものの、設備の更新に伴い順次姿を消しつつあります。現在主流となっているのが第2世代の「IMAXレーザー(4Kレーザー/12ch音響)」です。従来のキセノンランプに比べて格段に高い輝度とコントラスト比を実現し、漆黒の夜空と鮮烈な光の対比をくっきりと描き出します。TOHOシネマズをはじめとする全国主要シネマコンプレックスで導入が進んでいるのもこのレーザー規格です。
そして頂点に君臨するのが、第3世代の「IMAXレーザー/GTテクノロジー」です。デュアル4Kレーザープロジェクターを備え、ビル6階分に相当する超巨大スクリーンへ1.43:1のフル画角を投影できる最高峰の設備です。現在このGTテクノロジーをフルスペックで体験できる常設劇場は、東京都豊島区の「グランドシネマサンシャイン池袋」(スクリーンサイズ:横約25.8m×高さ約18.9m)と、大阪府吹田市の「109シネマズ大阪エキスポシティ」など国内でも極めて限定されたシアターに限られます。