入学を検討する際に注意すべき盲点は、全日制高校と同じようなキャンパスライフを期待しすぎないことです。体育祭や文化祭などの行事は実施されるものの、グラウンドを広大に使った部活動や大人数での熱狂的な学校祭といった「青春ドラマのような雰囲気」を求める生徒には、物足りなさを感じる可能性があります。
また、ネット上では「通信制高校は誰でも簡単に入学・卒業できるから価値が低い」という乱暴な論調が見受けられますが、これも大きな誤解です。文部科学省の規定に基づき、通信制高校でも74単位以上の修得、特別活動への参加、そして各科目のスクーリング出席とレポート合格が卒業要件として厳格に定められています。自ら机に向かって課題を解き、期限内に提出し、テストを受験するという「セルフマネジメント」を完遂した経験は、社会に出た後の自己管理能力として高く評価される側面を持っています。