赤ちゃんの姿勢やハイハイに関係?対称性緊張性頚反射の残存と改善策

赤ちゃんの姿勢やハイハイに関係?対称性緊張性頚反射の残存と改善策

赤ちゃんの姿勢やハイハイに関係?対称性緊張性頚反射の残存と改善策とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

対称性緊張性頚反射(Symmetrical Tonic Neck Reflex: STNR)は、赤ちゃんの首の傾きに応じて四肢の筋肉の緊張パターンが対称的に変化する原始反射です。脳幹レベルで制御される生まれながらの反応であり、自分の意志で身体を動かす「随意運動」を獲得するための大切なステップとして機能します。

具体的な身体の連動パターンは以下の2通りです。

① 頭を前に倒す(首を屈曲させる)と、腕が曲がり、足が伸びる
② 頭を後ろに反らす(首を伸展させる)と、腕が伸び、足が曲がる

この反射が引き起こされることで、赤ちゃんはうつ伏せの状態から上半身を持ち上げ、お尻を引いて「四つ這い(ハイハイ)」の姿勢を取るきっかけをつかみます。上半身と下半身の連動を一度切り離し、別々にコントロールする感覚を身につけるための架け橋として、対称性緊張性頚反射は赤ちゃんの運動発達の経緯において欠かせない土台となっています。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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