馬連ボックスで長期的にプラス収支を叩き出している勝負師たちは、闇雲に人気馬を選んでいるわけではない。彼らが実践している選定基準には共通点がある。
第一に、「人気馬2頭+中穴馬2頭+大穴馬1頭」のようなオッズのメリハリをつけた5頭選定だ。人気馬同士の決着でも最低限の資金回収を行い、穴馬が絡んだ瞬間に万馬券クラスの跳ね返りを狙うスタイルである。
第二に、「展開の利」を得られる脚質の異なる馬を組み合わせること。逃げ馬が潰れた時の差し馬、あるいは前残りの展開。異なる展開シナリオに対応できるメンバーをボックスに組み込むことで、レース展開のブレを吸収できる。
第三に、トラックバイアス(馬場状態の偏り)の徹底活用だ。内伸びの馬場なら内枠の馬を優先的にボックスへ組み込むなど、馬の能力値だけに依存しない柔軟な馬券組み立てが回収率を爆発的に高める。