回転レーンのあり方が問われた数年間を経て、外食業界のテクノロジーは劇的な進化を遂げた。その象徴が、次世代型タッチパネルシステム「デジロー(Digital Sushiro Vision)」の導入である。山口エリアでも順次体感可能となっているこのシステムは、従来の小さな液晶端末を過去のものへと変えつつある。
座席いっぱいに広がる巨大デジタルスクリーンの上を、まるで本物のレーンを流れるかのように鮮烈な寿司の映像が走る。画面を指先でタップすれば、ネタの産地情報や職人のこだわり動画が瞬時に再生され、視覚的な楽しさと注文のしやすさが同居する。子どもが夢中になるゲーム演出も組み込まれており、単なる食事を超えたエンターテインメント空間がテーブルの上に広がる。
この最新インターフェースを通じて注文される期間限定メニューは、回転寿司の枠組みを軽々と飛び越える。独自のルートで一本買いされる天然本鮪の食べ比べセットや、全国の名店シェフとタッグを組んだ「匠の一皿」シリーズ、さらには旬の白身魚を活かした創作握りなど、仕入れの強さを如実に物語る皿が次々と届けられる。数量限定の希少ネタは開店直後の時間帯に完売することも珍しくないため、先行情報を掴んだ上での早めのオーダーが鉄則だ。