旅行者が気温以上に神経を尖らせるべきファクターがある。微小粒子状物質、すなわちPM2.5の飛来だ。今日の韓国全域の大気質指数(AQI)は、地域によって明暗が分かれている。首都圏では午前中、西風に乗って届いた粒子が滞留し、一時的に「普通(보통)」から「悪い(나쁨)」の境界線を反復する推移を見せている。
街を行き交うソウル市民の様子を見れば、空気の危険度は一目瞭然だ。感度の高い現地の若者たちは、空が白く霞んだ瞬間にKF94マスクをバッグから取り出す。呼吸器系が敏感な人や長時間の屋外撮影を予定している旅行者は、使い捨ての不織布ではなく、密閉性の高いKF94やN95規格のマスクを現地コンビニで調達するのが賢明だ。午後遅くには北寄りの風が強まり、粒子が南東へ押し流される予測だが、夕暮れ時の漢江沿い散策にはまだ注意が怠れない。