オールアンカー下穴の落とし穴!抜けを防ぐプロの穿孔深さとサイズ一覧

オールアンカー下穴の落とし穴!抜けを防ぐプロの穿孔深さとサイズ一覧

オールアンカー下穴の落とし穴!抜けを防ぐプロの穿孔深さとサイズ一覧の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

規定の保持力を100%引き出すための作業フローは、極めて論理的です。プロの現場で徹底されている基本工程をステップ順に解説します。

ステップ1:振動ドリル・ハンマードリルの刃先管理
母材となるコンクリートに対して垂直を維持しながら穿孔します。このとき重要なのが、ドリル刃(錐)の摩耗状態です。規定サイズのビットを使っていても、先端チップが丸く摩耗していると、実質的な穴径が小さくなります。施工前には必ず刃先の摩耗ゲージを確認し、寿命を迎えたビットは即座に交換します。

ステップ2:下穴深さのマーキングと穿孔
深さ不足を防ぐため、ドリルのデプスゲージを使用するか、ビット本体にビニールテープ等で「狙う深さ+5mm〜10mm」の位置に印を付けます。穴底にわずかな削り粉が残った場合でも、アンカー先端が突っかからないよう、所定の埋込み深さよりもやや深めに穿孔するのが現場の鉄則です。

ステップ3:ダストポンプとブラシによる徹底清掃
穿孔直後の穴内部には、高密度のコンクリート粉が充満しています。この粉を残したままアンカーを打ち込むと、拡張部と孔壁の間に粉が挟まり、砂上の楼閣のように摩擦力が激減します。手動式ダストポンプで最低3回以上吹き飛ばし、必要に応じてワイヤーブラシで孔壁の粉を掻き出し、再度ブロワーをかける工程を省いてはなりません。

ステップ4:アンカー挿入と芯棒の打込み
座金とナットをセットしたアンカー本体を下穴に挿入し、ハンマーで芯棒が本体頭部と平ら(ツライチ)になるまで叩き込みます。斜めに叩くと芯棒が曲がって拡張不足を起こすため、垂直に確実な打撃を加える必要があります。

森 瞳
著者

森 瞳

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