Q1:芸能人はなぜ目立たない裏側矯正やマウスピースを選ぶことが多いのですか?
A1:撮影現場での露出を避ける審美的な理由はもちろんですが、マウスピース矯正(インビザライン等)は奥歯を噛み込む力を利用して奥歯を沈み込ませる(圧下する)作用が強いため、メカニクス的に開咬の治療と非常に相性が良いという医学的理由があります。ただし、発音への影響を最小限に抑えるため、スケジュールに応じた緻密な装置の選択が行われます。
Q2:開咬を治すと滑舌や歌声は本当に良くなりますか?
A2:劇的に改善するケースが多数を占めます。前歯の隙間からの呼気漏れがなくなり、舌が正しい位置(スポット)に収まることで、サ行やタ行の発音がクリアになります。ただし、歯並びが変わった直後は口内の空間感覚が変化するため、アナウンサーや声優、歌手は一時的に発音の再トレーニング期間を設けるのが通例です。
Q3:芸能人が受けたと噂される「骨切り手術」は一般人でも保険で受けられますか?
A3:受けられます。国が指定する指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)および顎口腔機能診断施設において「顎変形症」と診断された骨格性の開咬であれば、術前・術後の矯正治療および外科手術(Le Fort I型骨切り術、下顎枝矢状分割術など)のすべてに健康保険が適用されます。自己負担額は高額療養費制度を利用することで大幅に抑えることが可能です。