Q1:ふかし壁の厚みは最低何センチあればテレビを壁掛けできますか?
A1:配線を通す空配管と下地合板、石膏ボードを収めるための構造として、既存壁から最低でも65mm〜80mmの厚みが必要です。テレビを完全に壁面とフラットにするニッチ加工や、間接照明の仕込みを行う場合は120mm〜150mm程度を確保するのが標準設計となります。
Q2:リフォームで後からふかし壁を設置する場合、工事期間中は部屋を使えなくなりますか?
A2:標準的なふかし壁リフォームの工期は2日〜4日程度です。大工工事とクロス貼りの日中は作業員が出入りし音や粉塵が発生しますが、夜間はリビングを使用できるケースがほとんどです。ただし、作業スペース確保のためにテレビ周辺の家具を一時的に移動させる必要があります。
Q3:ふかし壁の内部に通したケーブルが断線したり、新しいゲーム機を繋ぎたくなったりした時はどうすればいいですか?
A3:設計時に内径30mm以上の滑らかな空配管(CD管・PF管)を通しておけば、既存のケーブルに呼び線(通線ワイヤー)を結んで引っ張ることで、壁を壊さずに新しいHDMIケーブル等を引き直すことが可能です。施工業者には必ず「配管の急なカーブを避け、呼び線を残しておくこと」を事前に依頼してください。
Q4:ふかし壁にエコカラットを貼る場合、テレビ金具はタイルの上から固定するのですか?
A4:原則として、テレビ金具を取り付ける部分はタイルを貼らずに下地合板を露出させておくか、金具を取り付けた後に周囲へタイルを割り付けて施工します。タイルの上から直接ビスを強く締め付けると、エコカラットが割れたり欠けたりするリスクがあるため、現場の職人と金具位置をミリ単位で事前共有することが不可欠です。