SNSや大手質問掲示板(知恵袋等)を調査すると、指輪のサイズ決定に関する後悔の声が後を絶ちません。
「サプライズで渡された婚約指輪が第二関節で完全に止まってしまい、その場の空気が凍りついた」「糸で慎重に測って通販で11号を注文したのに、届いてみたらスカスカで紛失しそうになった」「冬に購入した結婚指輪が、夏場になったら鬱血するほどキツくなった」といった生々しいトラブルが日常的に報告されています。
ブライダルサロンの現役アドバイザーは、取材に対して次のように現場の実情を明かしています。
「ご自身で紙や糸を使って測ってこられるお客様の約半数は、実際のプロ用器具で測り直すと1〜2号程度のズレが生じています。特に多いのが『締め付けすぎて小さく測ってしまう』失敗と、『関節の存在を考慮せず根元だけを測ってしまう』ミスです」
こうしたリスクを根本から排除したい場合、通販サイト等で数百円から千円程度で入手できる「プラスチック製リングゲージバンド」や「金属製リングゲージ」を取り寄せるのが最も確実な防衛策です。実際のリング形状に近い金属ゲージを朝夕それぞれ試着し、手を振っても抜けないか、第二関節を無理なく通過できるかを検証する手間を惜しむべきではありません。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
サイズ特定の手法ごとに、向き・不向きの基準は明確に分かれます。
- 自宅の紙計測や既存リング採寸で進めてよい人: 日常使いの安価なファッションリングを通販で購入する人、オープンリング(サイズ調整可能なC型形状)を選ぶ人、手元に正確にフィットしている同一指用のリングがすでに存在している人。
- 自宅計測を過信せず、専門店やゲージ試着を徹底すべき人: 生涯着用する結婚指輪・婚約指輪を購入予定の人、全周エタニティや特殊金属などサイズ直しが効かないモデルを検討している人、関節がしっかりしていて根元との太さのギャップが大きい人。