当時のSNS(当時のTwitter)やファンブログ、掲示板などのログを徹底的に再検証すると、15周年に対するファンの反応と評判には際立った共通点が見られます。それは「ただ楽しかった」という感想を超え、「涙が止まらなかった」「生きる希望をもらった」という極めて感情的な告白が溢れていた点です。
現場を訪れていた30代の年間パスポート所持者(当時)は、当時の特番インタビューや手記で次のように振り返っています。
「青空の下で『クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー』を観て、ミッキーが『きみの願いは、何?』と問いかけてきたとき、胸の奥が締め付けられるように熱くなった。フィナーレのシャイン・オン!の夜公演、ハーバー一面に広がる青い光と、信じられない量の花火を見上げた瞬間、周りの大人たちがみんなボロボロ泣いていた。あの一体感は、これまでの人生で一度も味わったことがないものだった」
また、現地キャストとゲストの距離感も特別でした。キャストが「こんにちは!」の代わりに「きらめく海へ!」と声をかけ、ゲストが笑顔で応じる。パーク全体が一つの合言葉で結ばれ、日常のストレスや現実を忘れさせるほどの濃密なサンクチュアリが形成されていたのです。