Q1:履歴書や公的書類で「兎に角」と漢字で書いても問題ありませんか?
A1:避けるべきです。公的文書や履歴書では、常用漢字表に基づいた標準的な日本語表記が求められます。「兎」は表外音訓の当て字であるため、採点官や採用担当者に「公用文の基本ルールを知らない」と判断される恐れがあります。必ず「とにかく」と平仮名で記載してください。
Q2:「とにかく」と「ともかく」に決定的な違いはありますか?
A2:意味は酷似していますが、焦点の当て方に差があります。「とにかく」は先行する議論や迷いをすべて断ち切って「何はさておき次へ進む」という力強い前進のニュアンスを持ちます。一方、「ともかく」は「条件Aはともかく、条件Bを優先する」というように、一方を棚上げして他方に視点を移す対比の文脈で好まれます。
Q3:「亀毛兎角」という言葉は、現代でも単独の四字熟語として使われますか?
A3:現代でも実在しない架空のもの、実現不可能な事象を指す故事成語として、スピーチや論説文などで用いられます。例えば「そのような完璧な制度設計を求めるのは、まさに亀毛兎角を追うようなものだ」といった形で、机上の空論を戒める文脈で活用されています。 (出典: 兎 に 角(Yahoo!ニュース))