安全に空き容量を増やすためには、削除しても害がないデータと、絶対に触れてはならないデータの境界線を明確に理解しておく必要があります。特にAndroidの「設定」メニューや各種ファイルマネージャーアプリを操作する際、最も注意すべきは「キャッシュの消去」と「ストレージ(データ)の消去」の混同です。
「キャッシュ」は一度読み込んだ画像やウェブページを素早く再表示するための一時保存データであり、削除しても初期化される心配はありません。一方で「データの消去」や「ストレージの消去」を実行すると、そのアプリに保存されていたログイン情報、ゲームの進行セーブデータ、オフライン保存した設定ファイルなどが根こそぎ消え去り、アプリを新規インストールした直後の状態に戻ってしまいます。クラウドにバックアップを取っていない場合、取り返しのつかない損失につながるため、操作時の項目名は必ず指差し確認する習慣が不可欠です。