国内で圧倒的なシェアを誇るLINEヤフー株式会社が提供するLINEでは、送信後24時間以内に限り「送信取消」が可能となっている。ただし、LINEの場合は取り消した場所に「メッセージの送信を取り消しました」というシステム履歴が残るため、相手に「何かを消した」こと自体は確実に伝わる構造だ。
これに対し、Meta PlatformsのMessengerはInstagramと似た挙動を示しつつも、削除実行時に「自分に対して削除」と「全員に対して削除」を選択するインターフェースを採用している。ここで押し間違えて「自分に対して削除」を選んでしまうと、自分の画面からのみメッセージが消え、相手の画面には永久に誤送信メッセージが残り続けるという致命的な事態に陥る。
このように各社が採用する送信取り消し機能は、一見似ているようでいて挙動や痕跡の残り方に明確な差異が存在する。利用頻度の高いサービスほど、緊急時の操作手順を誤らないよう仕様を把握しておく必要がある。