日本ロードレース界の至宝・大迫傑をはじめ、日本のトップランナーたちがこの札幌の地で繰り広げた死闘は、いまも語り継がれている。日本陸上競技連盟が主導したマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)やパリオリンピック選考会において、過酷な気象条件下のレース設計は選手たちの真価を試す格好の舞台となった。
テレビ中継を担うNHKの画面越しに伝わった熱気は、市民ランナーの魂を揺さぶり続けている。エリートランナーが残した走撃の足跡は、一般参加者にとっても大通公園のスタートラインに立つ意義をより深いものへと高めている。