突然の激甚な呼吸困難や、胸を締め付けられるような激痛に見舞われた場合、躊躇なく救急車を呼ぶべきだ。特に「片方の足の浮腫み」と「突然の息切れ」が同時に発生した際は、非常に切迫した事態といえる。時間を争う病態であり、一刻も早い医療機関への搬送が生命線を左右する。
救急医学の現場では、到着直後から迅速な初期評価が行われる。酸素投与やバイタルサインの安定化を図ると同時に、心電図や血液検査、超音波検査で右心室への負担を評価。致死性の高い重症例に対しては、心肺補助装置の装着も視野に入れた集中的な全身管理が即座に展開される。