富士額の方が前髪を作ろうとした際、最も直面しやすいのが「生え際が真ん中で左右に割れる」「浮き上がって前髪がペタッと下りない」という現象です。この原因は、額の中央にある毛流(毛の生えている向き)の強い立ち上がりにあります。
富士額の中央部分は、毛根が上向きや斜め外側に向かって生えているケースがほとんどです。髪が自然に元の方向へ戻ろうとする力が働くため、ストレートアイロンで真っ直ぐ下に引っ張っても、外気の湿気や皮脂、時間の経過とともに本来の生え癖へと戻ってしまいます。
前髪を無理やり力技で下ろそうとするのではなく、「根元の毛穴の向きを乾かし方で一時的に補正する」または「生え癖に逆らわないカットラインを設計する」ことが、割れや浮きを根本から解決する第一歩となります。