手羽先を食べる際にストレスを感じる最大の要因は、「細い2本の骨の間に身が挟まって綺麗に取れないこと」にあります。しかし、調理後の熱が通った手羽先は、関節の結合組織(腱や軟骨)をあらかじめ外すことで、驚くほど簡単に骨抜きが可能です。
誰でも失敗せずに身を残さず食べられる「秒速骨抜きメソッド」の手順は以下の通りです。
【ステップ1:先端の関節をポキッと折る】
手羽先の先端にある細い部分(手羽端)と、太い身(手羽中)の境目にある関節を両手で持ち、逆方向にグッと曲げてポキッと折ります。完全にちぎり取っても構いません。
【ステップ2:反対側の軟骨の先端を少し噛み切る/ひねる】
手羽中の根元側(太い関節側)の軟骨部分を軽くひねるか、先端の肉を少し外して2本の骨の頭を露出させます。
【ステップ3:骨を1本ずつ回して引き抜く】
露出した細い骨(橈骨)の端をつまみ、左右にクルクルと軽く回転させながら引っ張ると、身を残さずツルンと骨だけが抜けます。続いて太い骨(尺骨)も同様に回して引き抜きます。
骨が2本とも抜けた手羽先は、中央に骨のない「純度100%の一枚肉」へと変わります。あとはそのまま一口で頬張るだけで、口の周りや手を油でギトギトにすることなく、ジューシーな旨味を余すところなく堪能できます。