受験生が最も犯しやすいミスのひとつが、「近畿大学=東大阪キャンパス」と思い込んでしまうことです。農学部の本拠地は、古都の自然と閑静な住宅街が広がる奈良キャンパス(奈良県奈良市中町)に位置しています。東大阪キャンパスとは直線距離でも大きく離れているため、当日の移動先を絶対に間違えないよう注意してください。
奈良キャンパスへの主要アクセスルートは、近鉄奈良線「富雄(とみお)駅」が基点となります。富雄駅西口のバスロータリーから奈良交通バス「近畿大学」行きに乗車し、約10分でキャンパス正門へと到着します。オープンキャンパス開催当日は、来場者の集中に合わせて富雄駅から大学直行の臨時シャトルバスが頻繁に運行されるため、移動のストレスは大幅に緩和されます。ただし、朝のラッシュ時間帯は富雄駅のバス乗り場に行列ができるため、乗車待ち時間として15〜20分程度の余裕を見て行動するのが賢明です。
当日の身だしなみに関しては、大学側から制服着用などの指定はなく、私服での参加が一般的です。現役高校生の約7〜8割は私服で来場しています。ただし、農学部特有の環境を踏まえた服装選びが強く求められます。キャンパス内には傾斜地や階段が多く、研究施設やビニールハウス、実験圃場(ほじょう)などを巡るキャンパスツアーではかなりの距離を歩くことになります。
特に実験室見学や体験実習に参加する場合、安全管理上の観点から「サンダル・ハイヒール」「ショートパンツやミニスカートなど過度な肌の露出」は原則として禁止または推奨されません。履き慣れたスニーカーと、温度調節がしやすい動きやすい服装を選ぶことが、快適に1日を過ごすための鉄則です。