神の子池を訪れる際、色彩の美しさを最大限に体感できるベストシーズンは6月下旬から9月下旬の夏季です。この時期は日照高度が高く、池の真上から強烈な太陽光が降り注ぐため、水中のエメラルドブルーが最も鮮烈に発色します。周囲の深いミズナラやトドマツの新緑、あるいは9月下旬から10月上旬にかけての鮮やかな紅葉が水鏡に映り込む光景は、道内屈指の絶景美を誇ります。
一方、冬の神の子池も見逃せない魅力を持っています。周囲が深い雪に覆われる中、水温約8度の池は真冬でも凍結することがありません。純白の雪景色の中に青い水面がぽっかりと浮かび上がる幻想的な光景は、冬ならではの奇跡的な美しさです。
ただし、冬の見学には相応の装備と準備が必須です。11月下旬から翌年4月下旬にかけては、道道から神の子池へ続く林道が積雪のため車両通行止めとなります。冬期に現地を訪れる場合は、林道入口付近の除雪スペースに車を停め、そこからスノーシューや歩くスキーを装着して往復約4kmの雪道を歩く必要があります。単独での入山は避け、清里町の地元ガイドが主催するスノーシューツアー等を利用することが強く推奨されます。