自身の状態が一時的な疲労によるものなのか、それとも臨床的な支援を要する離人症性障害なのかを見極めるためには、米国精神医学会の診断基準(DSM-5)や臨床現場で用いられる指標が参考になります。以下の比較データとチェック基準をもとに、現在の状態を客観的に把握することが回復への第一歩となります。
以下の項目のうち、3項目以上が2週間以上続いている場合は、専門医への相談を検討する目安となります。
- 自分の手や身体を見ても、自分のものであるという実感(所有感)が薄い。
- 親しい友人や家族と会話していても、ガラス越しや壁越しに接しているように感じる。
- 喜怒哀楽の感情が平坦化し、感情の起伏が消失したように思える。
- 過去の記憶や出来事は思い出せるが、自分が経験したこととしての臨場感がない。
- 鏡に映る自分の顔に強い違和感を覚え、じっと見つめることが苦痛に感じる。