運動会の組体操において、ペアの息を合わせてダイナミックな空中浮遊を表現する「飛行機」は、低重心でありながら視覚的なインパクトが大きい人気の2人技です。組体操の技一覧の中でも、基礎的な体幹力とパートナーとの協調性を養うスタンダード種目として位置づけられています。
美しい飛行機を完成させるための基本手順は、以下の3ステップで進行します。
ステップ1:土台(ベース)のセットアップ
土台となる児童は仰向けに寝転がり、両膝を曲げて足の裏を天井に向けます。両手は上に伸ばし、相手の手をしっかり掴める準備を整えます。このとき、腰が反らないよう背中全体をグラウンドやマットに密着させることが大切です。
ステップ2:乗り手(トップ)のポジション取り
上の児童は、土台の足元側に立ち、土台の足裏が自身の「太ももの付け根(鼠蹊部)から腰骨のやや下」あたりに当たるよう位置を合わせます。お互いの両手をガッチリと組み合い、合図とともに土台の足裏へ体重を預けていきます。
ステップ3:リフトアップと水平静止
土台は膝をゆっくりと伸ばしながら乗り手を持ち上げ、腕でバランスを支えます。乗り手は頭からつま先までを一直線に保ち、背筋を使って胸を張り、両腕を左右に大きく広げて「飛行機」の形を完成させます。目線を正面やや上に向け、3秒〜5秒間静止することが技の基準となります。